「え、こんなに通らないの…?」
派遣社員として働いてきた私が、次の仕事探しを始めたのは、契約満了が近づいてきた頃でした。
これまでは、契約終了が見えてきたら次を探して、わりとスムーズにどこかに決まる流れ。
派遣ってそういう働き方なんだと、どこかで安心していたんだと思います。

でも今回は、うまくいかない…。
エントリーした数は20件を超えたのに、社内選考すら通らない案件がほとんど。
「応募しても返事なし」が続いて、さすがにちょっと心が折れそうになりました。
- 年齢のせい?
- リモート希望がネック?
- それとも、他に原因がある?
今回は、アラフィフ派遣主婦としての転職活動で感じた“通らない現実”と、
そのなかで少しずつ見えてきた「次に進むための選び方」について、まとめておこうと思います。
どんなに応募しても、なかなか通らない日々
エントリー数は20件以上。
でも、エントリー通過し社内選考までいったのは、たったの2件でした。
そのうちの1件は、「企業の条件が変わった」と言われて終了。
でも、数日後にまったく同じ条件で再掲載されているのを見てしまって、正直ちょっと複雑な気持ちに…。
もう1件は「他社にも候補がいて、選考に時間がかかっています」と言われて10日以上待たされ、結果は不採用。
その求人も、まだ掲載中でした。
「求人はあるのに、自分は通らない。」
そんな状況が続くと、「もしかして年齢フィルターかかってるのかも…」と思ってしまうのも無理はありません。
さらに、ある派遣会社に新規登録したときも、
「現在ご希望に合う案件はありません。条件に合うものがあればご連絡します。」
と言われて終了。
やんわりした対応だったけれど、要するに「紹介できる案件がない」ってことなんだろうなと感じました。



私はもう必要とされてないのかな…
ふと、そんな不安が頭をよぎったのも正直なところです。
エントリーしても通らない…実は“社内選考”がカギ
派遣の求人にエントリーしたのに、まったく連絡がこない…。
私も最初は「企業にすら見てもらえてないの?」と戸惑っていました。
派遣の仕事にエントリーしても、すぐに企業との面談があるわけではありません。



その前に、派遣会社の中で「社内選考」という最初のふるいがあるんです。
ここでは、その仕組みと、そこで落ちてしまう理由についても、簡単にまとめておきます。
派遣の仕事はどう決まる?エントリー後の流れをざっくり解説
派遣の仕事が決まるまでにはいくつかのステップがあります。
ざっくり流れをまとめると、こんな感じです。
派遣の仕事が決まるまでの流れ(基本パターン)
気になる仕事を見つけて、Webやアプリから応募します。
複数の応募者の中から、企業に紹介する候補を絞ります。
派遣会社があなたのプロフィールを企業に伝えます。
実際に担当者と話して、業務内容や雰囲気を確認します。
条件が合えば契約スタート。いよいよお仕事開始です。
派遣会社が企業に出す“提案”に残れるかどうかが勝負
社内選考を通過すると、ようやく企業に「この人をどうでしょうか?」と提案してもらえるステージに進めます。
ここまで進めば、ようやく“選考のスタートラインに立てた”という感じです。



実は、ここまでたどり着くのがいちばん大変なんです!
何十件もエントリーして、企業に提案されたのはほんの数件…というのが、私の実感です。
もちろん、スキルや経験も大事ですが、
「この人は紹介しやすい」と派遣会社に思ってもらえることも、けっこう大きい気がします。
たとえば
- 求人と希望条件のズレが少ない
- 経歴に関連性がある
- 年齢層が合っている職場である
そんな要素がそろっていると、企業に提案されやすくなるんじゃないかな、と感じました。
私も「ミドル歓迎」「40代・50代活躍中」などの表記がある求人のほうが、通過率が高かったです。
もしかしたら、その記載がなかったから通過できていなかったのかもしれません。
「選ばれやすい案件」を選ぶ視点も大切ですね。
まとめ|通らない現実から、見えてきた“選び方”
気づけば、20件以上エントリーしていました。
でも、社内選考すら通らない。
「今回はたまたまかな?」と思っていたけれど、これが今の現実。
「数を打てば当たる」お年頃ではないんですよね。
でもだからこそ、「通る可能性のある求人を選ぶ」という視点が、必要なんだと気づけました。



年齢を理由に落とされることもあるけれど
だったら、年齢を受け入れてくれる場所を探せばいい!
最初はちょっと落ち込んだけど、
求人の見方を変えてみることで、「まだできることはある」と思えるようになりました。
自分の今に合った選び方で、焦らず一歩ずつ探していこうと思います。