「また社内選考にすら進めなかった…」
エントリーしても通らない日々が続くと、
「もう自分には通用しないのかな」って、気持ちがどんどん落ちていきますよね。
私もそんな状態で、正直ちょっと疲れていました。
でもふと、「今までと同じやり方ばかりしていても、状況は変わらないのかも」と思うようになったんです。
そこでやってみたのが、求人の“選び方”を変えること。
今回はその中で見つけた小さな突破口と、
「どんな求人にエントリーすれば通りやすくなるのか」について、私なりの視点で書いてみたいと思います。
通らない…からの方向転換。「選び方」変えてみました
求人に20件以上エントリーしても、社内選考にすら進めない。
「これはさすがにおかしいかも」と思い始めていました。
通らない理由ははっきりとはわからないけれど、
年齢やフルリモート希望といった条件が影響しているのかもしれない。
いずれにしても、「とにかく数を打てばいい」というやり方は、もう通用しない。
そう思い、求人の選び方そのものを見直してみることにしました。
注目したのは、こんな記載です。
- ミドル歓迎
- 40代・50代活躍中
- 部署の平均年齢40代
こうしたキーワードが、
“年齢フィルター”を通過できるかもと思ったのです。
今回はそれらの条件が含まれる案件だけに絞って、数件だけ、慎重にエントリーしてみることにしました。
初回で社内選考通過。思わず「えっ、通ったの?」となった話
「今回は、ちょっと視点を変えてみよう」
そんな軽い気持ちでエントリーした最初の案件。
仕事内容も時給もバランスが良くて、求人票にはしっかりと「40代・50代活躍中」の文字。
派遣会社の担当者さんから「こちらは年齢層も広く、落ち着いた現場ですよ」と教えてもらえたことで、少しだけ期待しながら待っていました。
そして数日後、届いた連絡。
「社内選考を通過しました。企業に提案してもよろしいですか?」
あんなに通らなかったのに、いきなり通った…!
嬉しいというより、「え、本当に?」というのが本音でした。

見てもらえる場所を選べば、まだチャンスはあるかも!
ちょっと希望が戻ってきました。
思い返して気づいた。“通った派遣会社”の共通点
あとでふと、「そういえば、過去に通った案件ってどこだったっけ?」と振り返ってみたんです。
すると、ひとつ共通点があることに気づきました。
それは、いずれも
「エンジニア専門の派遣会社」か
「メーカー系列の派遣会社」
だったということ。
そういった会社では、スキルや過去の実績についてかなり丁寧にヒアリングしてくれて、
「この人ならこの現場で力を発揮できそう」とちゃんと見てくれていた気がします。
そういえば、ある掲示板でも、
「メーカー系の派遣会社は、年齢が高めでも通りやすい」
と書かれていたのを思い出しました。
派遣会社を選ぶときは、保険制度もチェックしてみる
今回、企業提案まで進んだ派遣会社2社について調べていたとき、
健康保険の制度が「組合健保」だったことに気づきました。
私が今加入しているのは「協会けんぽ」。
派遣会社の多くは、こちらに加入していることが多いようです。
専門系や企業系の派遣会社には、業界やグループ独自の健康保険に加入できるところもあります。



組合健保は、保険料が割安だったり、独自の付加給付や福利厚生が受けられたりと、見逃せない差があります。
1年以上働くなら、こうした「見えない条件」も選ぶポイントのひとつになるかもしれません。
まとめ|年齢が壁なら、“通れる場所”から探してみる
今回、求人の選び方をちょっと変えただけで、あんなに通らなかった社内選考を、久しぶりに通過できました。
何かを大きく妥協したわけではありません。
ただ、「通りやすい場所を選ぶ」という視点を持ってみただけです。



ミドル歓迎や年齢層の記載、派遣会社の専門性など、自分に合った土俵で戦うことが大切ですね。
年齢が壁になるのは、きっとこれからも続くと思います。
でも、「年齢を理由に落とされにくい場所」も、ちゃんとある。
アラフィフでも、まだ選べる場所はあると、そう感じた出来事でした。