扶養内vsフルタイム|派遣の時給350円も差が!現役派遣主婦が損しない働き方を解説

こんな気持ち、ありませんか?

  • 扶養を外れたら社会保険料で手取りが減りそうで怖い
  • 103万・130万の壁が気になって、ずっと調整しながら働いている
  • フルタイムで働きたい気持ちはあるけど、本当に得なのかどうかわからない
  • 周りもみんな扶養内で働いているから、自分もそうすべきかなと思っている

「損したくない」という気持ちから、扶養内に収めることを当たり前のように選び続けていませんか?
でも実は、扶養を意識するあまり「時給が低い求人を選ばされている」という現実があります。

勤務時間が少ないから収入が少ないのは当然です。
でも問題はそこではありません。
扶養内というだけで、同じような仕事なのに最初から時給を低く設定された求人しか選べなくなっているとしたら、どう感じますか。

私は派遣歴10年以上の現役派遣主婦です。
派遣会社の募集を見ていて気づいたことがあります。

はないろ

同じ会社の似たような事務業務でも、扶養内の求人は時給1,400円前後、フルタイムの求人は時給1,750円前後と、時給350円もの差がついているケースがあるのです。

この記事では、派遣の求人で見えてきた扶養内勤務のリアルと、扶養を外れることで得られるものを具体的な数字で解説します。

この記事を読むとこうなります。

  • 扶養内・扶養外の手取りの差を正確に把握できる
  • 「社会保険料で損する」という思い込みが解消される
  • 扶養を外れて収入を増やすための具体的な一歩が踏み出せる

結論から言うと、事情がない限り、扶養を外れてフルタイムで働く方が長期的には圧倒的にお得です。

私の詳しいプロフィールはこちら

目次

派遣の求人を見て気づいた。扶養内とフルタイムで時給350円の差がある現実

派遣会社の求人を見ていると、同じ会社の似たような事務業務でも雇用条件によって時給が大きく違うことに気づきます。

  • 扶養内・短時間勤務の事務求人
    時給1,400円前後
  • フルタイム勤務の事務求人
    時給1,750円前後

時給350円もの差額!

「業務内容が違うから」という理由もあるかもしれません。
でも似たような業務内容の求人を比べても、この差は頻繁に見られます。

なぜこんなに差があるのか。

派遣会社の募集を見ていて感じたのは、扶養内スタッフは「どうせ上限まで働けない」と思われているからではないか、ということです。

扶養内で働く場合、年収の上限が決まっているため、稼ぎすぎないよう自分で調整しながら働くことになります。
派遣会社の募集を見ると、扶養内・短時間の求人は似たような業務内容でもフルタイムの求人より時給が低く設定されているケースが多いと感じます。

フルタイムで働ける人材は上限なく稼ぎたいという意欲があり、長く安定して働いてもらえる可能性が高い。
だから時給を高くしてでも確保したいという企業の論理があるように感じます。

はないろ

求人を見ていて「似たような業務なのにこんなに違うのか」と正直驚きました。
扶養内というだけで、最初から安く買われているんだなと気づいたとき、なんだかモヤっとしました。
扶養内で働くことが「節約」だと思っていたけど、実は損をさせられている側だったんですよね。

そもそも「扶養の壁」って何?

扶養の壁とは、収入がある一定額を超えると税金や社会保険料の負担が発生する境界線のことです。
主に以下の3つがよく話題になります。

  • 103万円の壁(税法上の扶養)
    年収103万円以下であれば、所得税がかかりません。
    月収にすると約85,800円以下が目安です。
    配偶者控除の対象にもなります。
  • 130万円の壁(社会保険上の扶養)
    年収130万円未満であれば、配偶者の健康保険・年金の扶養に入れます。
    月収にすると約108,334円未満が目安です。
  • 106万円の壁(社会保険の加入義務)
    勤務先の従業員数が51人以上の場合、年収106万円以上・週20時間以上の勤務で社会保険への加入が義務になります。

どの壁を意識するかは状況によって異なります。
「税金を増やしたくない」なら103万円、
「社会保険料を払わずに扶養内で働きたい」なら130万円
が一般的な基準です。

ただし、この「壁」を意識するあまり、時給の段階で損をしている現実があります。
次のセクションで詳しく見ていきましょう。

「扶養を外れると手取りが減る」は本当?数字で検証する

扶養を外れることをためらう理由として一番多いのが「社会保険料を引かれて手取りが減る」という不安です。

確かに扶養を外れると、健康保険・厚生年金の保険料が給与から引かれます。
でも、時給が上がった状態でフルタイムで働くと、差し引いても手取りは大幅に増えるケースがほとんどです。

具体的に計算してみましょう。

扶養内で働いた場合

  • 時給:1,400円 勤務時間
  • 1日5時間×週3日(月約12日勤務)
  • 月収:約84,000円(1,400円×5時間×12日)
  • 社会保険料:0円(扶養内のため)
  • 税金・社会保険料:ほぼ0円(年収103万円以内のため)

手取り:約84,000円

派遣会社は従業員数51人以上の企業がほとんどのため、週20時間以上勤務すると106万円の壁を超えて社会保険加入義務が発生します。
扶養内で働く場合は週15時間・週3日程度に抑えるケースが多いです。

フルタイムで働いた場合

  • 時給:1,750円
  • 勤務時間:1日7.5時間×月20日勤務
  • 月収:約262,500円(1,750円×7.5時間×20日)
  • 社会保険料:約39,000円(健康保険・厚生年金合計・目安)
  • 所得税:約5,000円(概算)
  • 住民税:約15,000円(概算・前年所得による)

手取り:約203,500円

月の手取り差:約119,500円

年間にすると約143万円の差になります。

「社会保険料を引かれる」のは事実です。
でも時給が上がってフルタイムで働けば、保険料を差し引いても手取りは大幅に増えます。

ちなみに勤務時間が倍なので「それは当然では」と思う方もいるかもしれません。
でも重要なのは時給そのものに差があるという点です。
同じ時間数働いても、フルタイム時給の方が350円も高いということを忘れないでください。

扶養を外れると「損する」どころか得することがあります

扶養を外れることには、手取りが増える以外にもメリットがあります。

メリット① 厚生年金に加入できて老後の年金が増える

扶養内で働いている間は、国民年金(第3号被保険者)のままで、厚生年金には加入できません。

フルタイムで働いて厚生年金に加入すると、将来受け取れる年金額が増えます。
50歳から10年間厚生年金に加入するだけで、老後の年金が月数千円〜数万円増えるケースがあります。

「今の手取り」だけでなく「老後の収入」も含めて考えると、扶養を外れるメリットはさらに大きくなります。

老後の年金がどのくらい増えるかのシミュレーションはこちら👇
【扶養を外れると年金いくら増える?50代主婦の厚生年金10年シミュレーション】

メリット② 傷病手当金が受け取れる

傷病手当金とは、病気やケガで働けなくなったときに、健康保険から給与の約3分の2が支給される制度です。
支給期間は最長1年6ヶ月。
入院・手術が必要になったとき、収入がゼロにならずに済む大切なセーフティネットです。

健康保険に自分で加入している派遣スタッフは、この制度の対象になります。
一方、扶養内で配偶者の健康保険に入っている場合は対象外です。

はないろ

最近、私の周りでも入院や手術をする友人が増えてきました。
「もし自分が急に働けなくなったら」と考えると、傷病手当金があるかどうかは本当に大きな違いだと感じます。

メリット③ キャリアアップしやすくなる

フルタイムで働くことで、スキルを積む時間が増えます。

時給1,400円前後の扶養内事務から、時給2,000円以上のIT系事務やRPA担当へのステップアップも、フルタイムの実績があってこそ現実的になります。

IT系派遣へのステップアップについて詳しくはこちら👇
脱・安月給事務!主婦が未経験からIT派遣で稼ぐためのロードマップ【現役派遣SE直伝】

メリット④ 家計に余裕が生まれる

収入が増えることで、家計の使い方がまったく変わってきます。

物価高でも強い家計になれる

食料品や光熱費などが上がり続ける今、収入を増やすことが家計を守る一番の対策になります。

収入が増えれば、食料品や光熱費が上がっても家計を圧迫されにくくなります。
扶養内で収入を抑え続けることは、物価高の時代においてはリスクになりつつあります。

子どもの教育費にかけられるお金が増える

扶養内で収入を抑えていると、習い事や進学にかかる費用が常に気になります。
フルタイムに切り替えて収入が増えれば、子どもの教育にかけるお金を惜しまずに済むようになります。

老後のための資金づくりができる

厚生年金に加入して将来の年金が増えるだけでなく、毎月の手取りが増えた分を老後資金として積み立てられるようになります。
「将来のお金が不安」という気持ちが、少しずつ和らいでいくはずです。

はないろ

子どもの教育費も老後の資金も、扶養内のときは常に頭の片隅にありましたが、収入が増えてからは、前向きに考えられるようになりました。
物価が上がり続ける今、収入を増やしておいて本当によかったと感じています。

扶養を外れない方がいいケースもある

ここまで扶養を外れるメリットをお伝えしてきましたが、全員に当てはまるわけではありません。

ケース① 配偶者の扶養手当がなくなる場合

夫の会社から「家族手当・扶養手当」が支給されている場合、妻が扶養を外れると手当がなくなるケースがあります。

手当の金額にもよりますが、その分は差し引いて考える必要があります。
まず夫の会社の扶養手当の有無と金額を確認してから判断しましょう。

ケース② 子どもが小さいなどフルタイムが難しい場合

子供の送迎や急な発熱など、物理的にフルタイムが難しい状況であれば、無理をする必要はありません。

子育てが落ち着いたタイミングでフルタイムに切り替えることを視野に入れながら、今は扶養内で経験を積むという選択肢もあります。

はないろ

私自身、子どもが手を離れたタイミングで扶養を外れてフルタイムに切り替えました。
あのとき踏み出してよかったと今は思っています。
子育て中は扶養内で無理なく働くのが正解だったけど、事情が変わったなら見直してみてください。
「なんとなくこのまま」が一番もったいないと感じます。

ケース③ 体力的・精神的に無理がある場合

フルタイムで働くことで家事や育児への影響が大きくなる場合は、無理に切り替える必要はありません。

「収入を増やしたい」という気持ちと「家庭を大切にしたい」という気持ちのバランスを、自分自身でよく考えることが大切です。

はないろ

扶養を外れることが正解かどうかは、家庭の状況によって違います。
でも「なんとなく怖いから扶養内」という理由だけで判断しているなら、一度数字で確認してみてほしいです。
思っていたより損しないことがわかるはずです。

扶養を外れてフルタイムで働くなら派遣会社選びが重要

扶養を外れてフルタイムで働くことを決めたら、次は派遣会社選びが大切です。

同じフルタイム勤務でも、派遣会社によって時給・福利厚生・健康保険の内容が大きく異なります。
特に以下の点を比較して選ぶことをおすすめします。

チェックポイント

  • 希望する職種・勤務地の求人が豊富か
  • 無料のスキルアップ研修が充実しているか
  • 担当者のサポートが手厚いか
  • 在宅勤務の求人があるか

派遣で働くなら、2〜3社に登録して求人を比較するのがおすすめです。
登録はどこも無料で、数分で完了します。

主婦におすすめ派遣会社をまとめた記事はこちら👇
【主婦が選ぶ】派遣会社おすすめ6選|扶養内・在宅・子育て体験談ベースで比較【2026年版】

主婦におすすめの派遣会社

テンプスタッフ

女性・主婦の働き方に特化したサポートが充実しています。
未経験歓迎の求人が豊富で、無料のeラーニング講座が2,600以上あり、働きながらスキルアップできます。
扶養内から扶養外へのステップアップを考えている方にも相談しやすい環境が整っています。

\ フルタイム・扶養外の事務求人を探す/

テンプスタッフで実際に働いた体験談を読む👇
テンプスタッフに実際に登録して働いてみた|40代・50代主婦の正直な感想

パソナ

大手企業・有名企業との取引が多く、福利厚生が充実しているのが特徴です。
専任のコーディネーターが丁寧にサポートしてくれるので、久しぶりにフルタイムで働く方や、ブランクがあって不安な方にも相談しやすい環境が整っています。

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※スマホから約3分で完了。まずは求人を眺めるだけでもOKです

アデコ

外資系・大手企業との取引が多く、在宅勤務や好条件の求人が豊富です。
専任のキャリアコーチがつくので「フルタイムに切り替えたいけど不安」という段階から相談できます。
在宅でフルタイム勤務を目指したい方におすすめです。

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※希望条件の相談だけでも親身に乗ってくれます

まとめ|「なんとなく扶養内」をやめて、数字で判断しよう

この記事でお伝えしたことを整理します。

  • 派遣の求人を見ると、似たような事務業務でも扶養内とフルタイムで時給に350円前後の差があるケースが多い
  • 社会保険料を差し引いても、フルタイムの方が月12万円以上手取りが多くなるケースがほとんど
  • 厚生年金・傷病手当金など、フルタイムで働くことで得られる保障も大きい
  • 配偶者の扶養手当や子育て状況によっては、扶養内が合っている場合もある
  • 「なんとなく怖い」という理由だけで判断するのではなく、一度数字で確認してから決めてほしい

扶養内にするかどうかは、感覚ではなく数字で判断することが大切です。

フルタイムで働くことを決めたら、まずは派遣会社への登録から始めましょう。
登録は無料で、求人を眺めるだけでもOKです。

今日の5分が、半年後の手取りを変えるかもしれませんよ。

私のイチオシの派遣会社は!

おすすめは「パソナ

扶養を外れて働くなら、パソナの「月給制」が特に心強いです。

時給制と違い月収が安定するので、扶養を外れた最初の月から家計の見通しが立てやすくなります。

大手企業・官公庁の求人が豊富で、フルタイムで腰を据えて働きたい方に向いています。

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※あなたに合った働き方を一緒に考えてくれます

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