
初回の契約更新を断ったあとって、契約終了日までどんなふうに過ごしているの?
「派遣先の人たちと、どう接したらいいのかな?」
「多少は、あちらの態度も変わるかもしれない。」私も、そんなことを考えながら、残りの1ヶ月を過ごしました。
派遣会社の営業担当者との件は解決したけれど、
(営業担当者にキレられた話はこちら)
派遣先ではまだ普通に仕事が続いていきます。
「この空気の中で、どんなふうに働けばいいんだろう」
そんな気持ちになることもありました。
今回は、私が派遣の更新を断ってから契約終了日までの1ヶ月をどんなふうに働き、どんな気持ちで過ごしたのかをまとめます。
派遣更新を断ったあと|派遣先に伝わるまでの5日間
更新を断ったあと、派遣会社から派遣先に伝わるまでに5日ほど時間がありました。
スケジュールの都合なのか、単にタイミングが合わなかったのかはわかりません。
この5日間が気まずかったです。
派遣先の人たちはまだ何も知らないので、来月も私がいる前提で話が進んでいきます。
それにどう反応していいのか分からなくて、とりあえず続ける前提で話を合わせていました。
でも、引き継ぎをしてくれている方に対しては、申し訳ない気持ちでした。
辞める私のために時間を割いてもらっているのですから。
この数日間は、気まずさと申し訳なさの入り混じった、少し落ち着かない期間でした。
更新しないことが派遣先に伝わったあと|職場の空気の変化
派遣先に「契約を更新しない」と伝わったあとも、職場の雰囲気はまったく変わりませんでした。
正直、「本当に伝わってるの?」と思うくらい、いつも通り。
でも、引き継ぎに関する話がピタッとなくなったので、ちゃんと伝わってはいるんだなと感じました。
しかし、最後の1週間くらいになると、少しずつ空気が変わってきました。
あちらも焦り始めたのか、急に仕事の量が増えたのです。
さすがに時間的に難しかったので、
「この量は今のスケジュールでは厳しいです」と正直に伝えました。
すると、一部の人からは少しイライラした反応も。
「まあ、仕方ないよね」
辞める人間に優しくしようという気持ちにはなれないよね。
「もう二度と会わない人」と割り切って、できるだけ気にしないように過ごしました。
派遣の最終日
最終日は、出社なしの在宅勤務でした。
PCなどの備品は後日配送で返却予定。
最後までいつも通り、自宅で業務を行いました。
在宅勤務だと、最終日も特別な区切りがあるわけではなく、淡々と一日が終わっていきます。
終業時刻まで、できるところまで業務をこなし、最後にチャットで契約終了のごあいさつを送りました。
そして、PCの電源を切った瞬間
「やっと終わった!!」
とにかく解放感でいっぱいでした。



やっぱり、合わない仕事は無理して続けるものじゃないな。
そう感じた最終日でした。
派遣の更新を断って感じたこと|自分に合う働き方を選ぶ大切さ
今回のことで、改めて感じたのは
「合わない仕事を我慢して続ける必要はない」ということでした。
もちろん、更新を断るのは勇気がいります。
派遣会社との関係や、次の仕事のことを考えると迷う気持ちもあります。
でも、続けるかどうかを選ぶのは、派遣スタッフの権利です。
私は、今回の経験を通して「自分に合う働き方」を見つめ直すきっかけになりました。
派遣という働き方は、確かに不安定な部分もありますが、ライフステージに合わせて働き方を柔軟に変えられるのは、大きな強みでもあります。
これからも、無理をせず、自分のペースで続けられる働き方を選んでいきたいと思います。

